Java Silver SE 11に未経験でも合格する勉強法
未経験からIT企業の受託開発エンジニア転職に成功したわたしの
勉強法を紹介していきます!
未経験からエンジニア転職を考えている方、
Java Silverの勉強方法が知りたい方、
プログラミングに興味を持っている方などに、
少しでもお役に立てれば嬉しいです。
Java Silverとは?
正式名称はOracle Certified Java Programmer, Silver SE 11 認定資格です。
Javaアプリケーション開発に必要とされる基本的なプログラミング知識を有し、
上級者の指導のもとで開発作業を行うことができる開発初心者向け資格です。
日常的なプログラミング・スキルだけでなく、
さまざまなプロジェクトで発生する状況への対応能力も
評価することを目的としています。
Java資格には「Bronze」、「Silver」、「Gold」があります。
・Bronze:Javaの初学者が理解するべき基礎項目を問う試験で、
新卒研修修了程度のスキルを示します。
また、日本独自の資格で、IT初心者向けに作られた資格です。
そのため、Bronzeを取得しても、
上位資格のように海外で認められるわけではないです。
・Silver:Bronzeの資格を取得していなくても受験することができます。
プログラミングのために必要となる仕様を、
詳細に理解しているかどうかが問われる試験です。
Goldと同様に国際資格で、
Goldを受験するために必要な前提資格です。
・Gold:設計から実装までの包括的なスキルを要求される試験です。
今回未経験のわたしが受験した「Silver」は中間の難易度です。
「Bronze」から受験しなくても、「Silver」には
「Bronze」の基礎的な内容も含まれているので、
「Silver」から受験することをオススメします!!
未経験からエンジニア転職する際にも、
「Silver」から評価されることが多いです。
実際わたしも「Silver」を取得したことが、
アピール材料になり、自信につながりました◎
試験詳細
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- 試験名:Java SE 11 Programmer I
- 試験番号:1Z0-815-JPN
- 関連資格:Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 11
- 受験料(税込):32,340 円
- 出題形式:選択問題
- 試験時間:180 分
- 出題数:80 問
- 合格ライン:63 %
「受験料3万円超えるの高っ」と思いますよね??笑
わたしも実際初めて受験料を見た時、そう思いました!
そんな方に、少しでも安くする方法をお伝えします!
受験料を安くする方法
「【ピアソンVUE専用】Oracle監督付き試験用受験チケット(電子チケット)」を
購入すると、2,000円ほど安く購入できます。
わたしもこちらのチケットを購入し、受験しました。
購入してすぐに、試験予約時に必要なプロモーションコードが
メールで送られてくるので、試験の申し込みがスムーズで、
活用しない手はないかなと個人的には思います。
受験チケットには、有効期限があるので、
有効期限までに受験してくださいね。
勉強法
受験当時のわたしのスペック
・IT企業のOL(事務)
・エンジニアに憧れていたので、Progateを有料版も含め
主要言語Java,HTML,CSS,JavaScriptは完了
・大学は看護大学のため、プログラミングの知識なし
・ITの資格は何も持っていない
使用教材
・黒本「徹底攻略Java SE 11 Silver問題集[1Z0-815]対応」
ほとんど黒本をメインで試験勉強しました。
実際に試験を受験すると、黒本と似ている問題、もしくは
黒本と同じ問題が出題されていたりしますので、
必須アイテムです!
初めて黒本を読んだ時に、全然意味がわからなかったので、
購入しました。
分厚いですが、絵がたくさん載っていたり、
カラーで分かりやすく丁寧にJavaの基礎を解説してくれています。
わたしのように、Javaやプログラミング未経験の方は、
入門書から読み始めてみることをオススメします。
黒本の解説を読んでもわからない時は、
その項目を読んで理解していました。
・YouTube「黒本著者が教える やさしくない!? Java」
黒本の解説を読んでも、イマイチ理解できていない時や、
ちょっと疲れた時に、YouTubeを見ていました。
BGMの音がちょっと気が抜けます(笑)
勉強期間
わたし実は1回試験に落ちています。。苦笑
ただわたしの場合、再受験無料キャンペーンが実施していたため、
一回の受験料の負担で済んでいます。
※2021.12現在は終了しております。
一回目
2021.05.16 申込完了
2021.05.31 受験日
再受験無料キャンペーンが5/31までだったこともあり、
実質2週間も勉強時間はなかったが、
二回チャンスがあるということで申し込むことにしました。
ただJavaの入門書ですら、眠たくなるぐらい
難しく感じていました。
結局Javaの入門書を半分も読まずに、
黒本2周したものの、
理解があやふやな状態で試験に挑みました。
結果は62%で惜しくも不合格…
二回目
合格まであと1%というところで、落ちてしまい、
次は合格するしかないという想いで勉強に励みました。
試験の問題はほとんど黒本の
第12章と第13章の「総仕上げ問題」から類似した問題が
出題されているように思います。
前回黒本を何周も終わらせることにフォーカスしており、
なぜ正解なのか、間違っているのかの根拠も分からず、
一問一問丁寧に勉強しなかったことを反省しました。
今回は、理解が曖昧な問題は実際にコードを書いて、
Javaの動作を確認するようにしました。
「スッキリわかるJava入門」のdokojavaを利用しました。
Youtubeも活用しながら、分からない問題は
徹底的に潰しました。
朝5時半に起きて、7時まで勉強し、会社に出社する生活をしていました。
一回目の試験から2週間後、再受験しました。
76%で合格しました!!
誇れるような成績ではないですが、
無事に合格できてよかったです。
このレポートは、試験終了ボタンを押すと同時に表示されます。
そのため、すぐに合否結果が出ます。
受験料が高額なだけに、藁にもすがる思いで試験終了ボタンを押したのを
今でも覚えています。
周りにも合格することを宣言していたので、必死でしたが、
周りに宣言することで、「やらなきゃ」と再認識しますし、
モチベーションに繋がるので、オススメです!
おわりに
試験受験料も高額で、受験するハードルが高いですが、
取得する価値はあります。
わたしのように、未経験でエンジニア転職を考えている方や
プログラミング初心者にとっては難易度が高いように感じると思いますが、
勉強してみると、プログラミングの基礎的なことは網羅でき、
転職にも有利な材料になります。
また実務でも、他のプログラミング言語と通じることがあり、
ソースコードの内容が把握できました。
受験をするか悩んでいる方がいれば、チャレンジしてほしいです!